気づいて築くバレーボール

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コラム

バレーボールで大切な心

指導者という立場に立った時に、必ず陥ってしまう罠があります。それは指導者=偉い人という概念です。これを言うと、「いや、指導者は偉いに決まってるよろ~」と言う人はこの先を読まないで下さい(笑)。大人になっても、会社などでは、役職=偉いさんというものがあり、それは日本の会社では常識かもしれませんね。しかし、今の時代様々な場面で生活水準もあがり、日本という世界1豊かで平和な国において、「権力」を持って人を導くことが時代に即したものでしょうか?指導者が偉そうにして生徒に練習をさせる。会社などで上司が偉そうにしたり、圧力を加えて部下に言うことをきかせるなど。私はそんな時代はもう終わったと思います。そしたら今の時代、チームのリーダーに求められるものは何でしょうか?それは「魅力」だと私は思います。魅力のあるリーダーに共感しこの人について行こうというのが、今の時代に即したリーダー像です。次に魅力ってなんでしょう。ちょっと抽象的ですね。魅力はやはりどれだけ本気でやるかだと思います。どんな人でも本気でやれば魅力が出てきます。私はサラリーマンをやりながら、子供達にバレーボールを教えているので、四六時中子供達に関わることはできません。だから、どこまでバレーの指導者として本気ですか?と言われたら、胸を張って答えることは出来ませんが、限られた時間の中で、精一杯、手を抜くことなく、本気で子供達と関わることが、私にとっての本気であると信じて取り組んでいます。また様々な分野の本を買って読んだり、有料のセミナーに行ったりと、自分のお金を自分に投資することも、魅力ある人間になるために大切なことだと思います。ちなみに私の場合、セミナーは出来るだけ月一回、書籍は多い時には一週間に2冊ぐらいのペースで読んでいます。また気に入った書籍は、付箋を付けたり、アンダーラインを引いて、何回も何回も読むようにしています。

チームを持つ中で、勝ち負けというのがまずついてきます。私も現役時代から選手として、また指導者になってからもコーチとして、監督として、様々な勝ち負けを経験してきました。チーム作りとして良いことをやっているのに、負けてしまうと、間違ったことをやってきたと考えてしまうことが多くあります。また逆に、間違った指導方法でも、試合に勝ってしまったがために、その方法が正しいと言う固定概念に陥ってしまうこともあります。そのような時に、やはり指導者は軸をしっかりと持つことが大切だと思います。若い指導者の方には、その軸がぶれないために、このHPを活用して頂き、「自分は試合で負けてしまったけれど、考え方のベースは間違っていないのだ」「試合に勝ったけれど、もう一度自分の指導方法を見直そう」と言う感じで確認して頂いて、指導者が迷うことなく、しっかりと軸のある指導をして頂けたら良いと思います。指導者とは、良い選手をたくさん集めて戦績を残すことではなく、「選手を育てる」と言うことがメインだと思います。良い人間を育て、良い選手を育成すると言ったことが指導の軸にあり、その後に戦術、戦法がついてくる。ひいては戦績もそれに付いてくるのだと思います。

私は現役を引退して、あるきっかけで、バレーボールの指導をするようになりましたが、正直のところ初めてから何年かの間は、指導者と名乗るのに引け目のような思いがありました。その理由は、週末だけの指導経験で、学校の先生や、指導者として生計を立てている方の足元にも及ばないと思っていたからです。しかし、継続は力なりと言いますが、自分で自分なりの指導を探し続けることが指導者にとって大切なことだと信じて、14年間という年月がたったのですが、コツコツと続けてきた足跡は、たとえ細くても長いもので、束ねてみると結構厚みのあるものだということに、あるセミナーで自分の経験談を発表したのが、きっかけで、気づきました。そこで、気づいて築くバレーボールの管理人である私が次に実行することは、それを形にして皆さんに伝えるとこだと気づきました。いろいろな環境、いろいろな状況での部活動があると思います。私が体験したことや、伝えたいことが全て参考になるとは限りません。また日本には素晴らしい指導者がたくさんおられる中で、私のような若輩者が語れるような場所はないかも知れません。しかし、このHPが少しでも選手の育成や、指導者の方々のより良い成果を上げることに少しでも活かして頂ければ幸いです。ぜひこのHPの良い部分や共感できる部分だけでも、指導に活かしいただけるとことを祈ります。

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