コラム2022.07.09
「致知」という人間力を高める雑誌がある。私はこの雑誌をもうかれこれ10年くらいの間、年間購読している。数々の著名人の言葉や、日本人としてのあり方など、自分を成長させるきっかけを頂いている。最近、エンジェルズの合宿で、この雑誌の一部を皆で音読して、お互い感想を述べ合い、人間力向上の時間をとっている。やはり日頃、「バレーボールだけ上手になっても、人としてのあり方が成長しないと、応援される人間やチームには決してなれない!」と口うるさく言っているところもあって、このような勉強会を始めた。でっ、その成果は素晴らしいもので、中学生と言えども、感じる力、知識として知ったことを行動に移す力に、こちらが感動するばかりだ。。。
前回の勉強会での感想を紹介する。
井村雅代監督(アーティスティックスイミング)と宇津木麗華監督(女子ソフトボール)の対談記事の感想。
「世界の頂点への道のり」の感想 中学3年 M選手
私は、井村雅代監督の「スポーツにも人生にも山があるのは当然ですが、それを『また山か』と否定的にとらえるのか、『よし!』と肯定的にとらえるのか、その心構え一つによって結果は大きく異なります」とおっしゃっていたことがとても印象に残っています。私はスランプ時期に入ったことがたくさんあるし、今も少し悩むときがあるのですが、上手くいかないときに顔に出てしまって、バレーを楽しめていません。でも、そんな時にこの話を思い出して、山も、楽しく乗り越えて、バレーと向き合っていこうと思います。
活動日記&コラム
どんな子どもも、平等にバレーを楽しめる環境をつくるため、
気づいて築くバレーボールはNPO法人になりました。